公営斎場は市町村が管理する「斎場=葬儀式場」です。最大の特徴は、火葬場が併設した葬儀式場のため、非常に利便性の良い葬儀式場です。
使用料金も低価格ですし、葬儀式場の広さ(席数)も小規模のお葬式・家族葬など様々な規模のお葬式に対応可能です。
- 堺市:堺市立斎場(堺市堺区)
- 大阪市:大阪市立瓜破斎場(大阪市平野区)
- 大阪市:大阪市立北斎場(大阪市北区)
- etc…
公営斎場は市町村が管理していますが、実際のお葬式や予約申込などは葬儀社が行います。ご利用の流れは、【葬儀社に「◯◯斎場でお葬式が希望」と依頼 ⇒ 葬儀社が予約 ⇒ お葬式】となります。
- 公営斎場は便利って聞くけど、どんな施設なの?そんなに利用者が多いの?
- 堺市立斎場でのお葬式はどんな感じですか?
と事前相談でも公営斎場に関するご質問は多いですし、実際の利用者数も増えています。
葬儀式場でお悩みの方には、まず公営斎場がおすすめです。
お葬式ができる公営斎場、できない公営斎場
冒頭でご説明したように、公営斎場は基本的に「葬儀式場+火葬場」ですが、「〇〇斎場」という名称でもお葬式ができない斎場(火葬場のみ)もあります。
- 「葬儀式場+火葬場」の公営斎場 ⇒【お葬式ができる】
- 「火葬場のみ」の公営斎場=公営火葬場 ⇒【お葬式ができない】
前回のブログ「斎場と火葬場の違い」でもご説明しましたが、基本的に【斎場=お葬式を行う場所=葬儀式場】という意味です。
しかし、「◯◯斎場」でも「火葬場だけ(葬儀式場なし)」の場合もあります。名称が「◯◯火葬場」であれば区別は簡単ですが、火葬場の多くが「◯◯斎場」という名称のため区別ができません。
大阪府内の「お葬式が行える公営斎場」と「お葬式が行えない公営斎場」を順番にご説明します。
お葬式ができる公営斎場(葬儀式場+火葬場)
一般的な公営斎場は、「葬儀式場と火葬場が併設された建物」です。堺市の場合、堺市立斎場。大阪市の場合、瓜破斎場や北斎場になります。
非常に利便性が高く、式場の広さ(席数)も家族葬から一般葬まで対応可能のため、多くの方に支持されています。火葬場まで徒歩移動(約1分)ですので車移動は不要です。
- 堺市:堺市立斎場
- 大阪市:大阪市立瓜破斎場(平野区)
- 大阪市:大阪市立北斎場(北区)
- 大阪市:大阪市立小林斎場(大正区)
- 大阪市:大阪市立鶴見斎場(鶴見区)
- 大阪市:大堺市立佃斎場(西淀川区)
- 河内長野市:河内長野市営斎場
- 高石市:高石斎場
- 箕面市:箕面市立聖苑
公営斎場は「お葬式・火葬・収骨」まで車移動なく行えます
公営斎場では、お通夜・告別式・火葬・収骨まで車移動なく1か所で行えます。ただし、「お通夜が行えない」公営斎場もあります。
火葬場まで徒歩移動のため、霊柩車・マイクロバスなどの車両費用(約10万円)が不要です。式場使用料も低価格です。1日葬(告別式のみ)でご利用の場合は半額以下になります。
宗教(仏式・神式・無宗教など)に関わらず利用可能です。式場設備・座席数・広い駐車場など、小さな家族葬から一般葬にも対応可能です。
公営斎場の基本的な利用条件は「故人様がその市町村の住民」である
公営斎場(葬儀式場)の利用条件は、基本的に【故人様が、その市町村の住民(住民票がある)】です。利用申請者(喪主)ではなく【故人】が基準です。
ただし、利用条件は市町村により異なります。例えば、大阪市の場合【故人様または利用申請者(喪主など)が住民】であれば利用可能です。
- 堺市
堺市立斎場の式場を市民料金で利用するには、「故人が堺市民」が条件です。それ以外は市外料金で利用可能です。 - 大阪市
大阪市立斎場(瓜破斎場・北斎場など)の葬儀式場を市民料金で利用するには、「故人または届出人が大阪市・八尾市民」が条件です。それ以外の方は利用不可です。
お葬式ができない公営斎場(火葬場のみ)
先ほどご説明した様に、公営斎場には2種類あります。
- 「葬儀式場+火葬場」の公営斎場=【お葬式ができる】
- 「火葬場のみ」の公営斎場=公営火葬場=【お葬式ができない】
「火葬場のみ(葬儀式場なし)」の公営斎場は以下になります。葬儀式場はありませんが、火葬場内での短時間のお別れ、お坊さんの読経は基本的に可能です。
- 大阪狭山市:大阪狭山市斎場
- 泉大津市:ゆうしお泉佐野市営火葬場
- 泉佐野市:檀波羅火葬場
- 岸和田市:岸和田市立斎場
- 熊取町:熊取町立斎場
- etc…
「〇〇斎場」でも「火葬場のみ」の場合があります
大阪府内の火葬場はほぼ100%公営(市町村が運営)です。言い換えると「公営火葬場」です。しかし、火葬場の多くが「◯◯火葬場」ではなく、「◯◯斎場」の名称を使用しています。
名称が「◯◯火葬場」であれば、「斎場(葬儀式場)の有無の区別」が簡単なのですが…。「◯◯斎場」の名称であっても、「火葬場のみ」の場合もありますのでご注意ください。
まとめ
最後に、いままでの内容を簡単にまとめを。
- 斎場とは「お葬式を行う場所=葬儀式場」
- 公営斎場は市町村が管理する斎場=葬儀式場
- 公営斎場は「葬儀式場+火葬場」が一般的
- 「故人様がその市町村の住民」であれば市民料金で利用可能
- 公営斎場の予約・お葬式は葬儀社が行います
- 名称が「◯◯斎場」でも「火葬場のみ」の場合もあります
もっと、シンプルにわかりやすく要約できれば良かったのですが…時間があれば加筆・訂正したいと思います。
基本的に「公営斎場」は「葬儀式場と火葬場が併設」されています。ただし、「火葬場のみ」という場合もあると覚えていただければ大丈夫です。
各地域の公営斎場については、地元の葬儀社さんへのご相談がおすすめです。
公営斎場でのお葬式をご希望の方へ
公営斎場でのお葬式をご希望の方は、インターネットで「市町村のホームページ」または「お住まいの地域 公営斎場」で検索してみましょう。
ただし、ご説明したように「◯◯斎場」のすべてが葬儀式場を完備ではありません。
「葬儀式場があり?・火葬場のみ?」を必ずチェックしましょう。お住まいの地域(お葬式を行う地域)の役所へ電話をして、「公営斎場はありますか?葬儀式場も完備ですか?」と尋ねるのも良いと思います。最も早く正確な情報を得る方法は、実際に現場で葬儀を施行している地元葬儀社さんへのご相談がおすすめです。
堺市内や大阪市内などでお困りの方は、お気軽に新家葬祭までお問い合わせください。
お葬式のご依頼・ご相談・お問い合わせ
新家葬祭
〒599-8232 大阪府堺市中区新家町541-12
TEL: 072-234-2972 【24時間365日受付】
- 堺市全域:堺市堺区・堺市北区・堺市中区・堺市西区・堺市東区・堺市南区・堺市美原区
- 大阪市内:中央区・北区・福島区・西区・天王寺区・浪速区・東淀川区・西淀川区・淀川区・西成区・旭区・阿倍野区・生野区・此花区・城東区・住之江区・住吉区・東住吉区・大正区・鶴見区・港区・都島区・平野区・東成区
- 大阪府下:松原市・八尾市・大阪狭山市・河内長野市・富田林市・高石市・和泉市・泉大津市・東大阪市・八尾市・貝塚市・泉佐野市・羽曳野市・藤井寺市・泉南市など