最近、海外からのお葬式相談が2件ありました。海を越えて、遠く離れた場所にいる方とリアルタイムで話していると思うと何だか不思議な感じです。科学って凄いですね。
海外在住の方からのご相談はそう多くはありませんが、今後、日本企業の海外進出+少子化に伴って増えるかもしれませんね。
あくまで推測ですが、海外から直接ご相談いただく理由は、
- 相談者様が喪主になる立場
- (日本国内に)自分以外に葬儀を取り仕切るご家族がいない
- (日本国内に)親族はいるけど、頼ることができない
- etc…
など様々な事情が考えられます。
特に、1人っ子で海外在住の方は、もしもの時どうしたら良いのだろう?と不安な事も多いかもしれません。事前にご相談いただければ、対応策を考えますのでお気軽にお問い合わせください。
ご自身(喪主)が海外にいる場合
まず、病院・介護施設でお亡くなりになった場合、故人のご家族や成年後見人(弁護士・司法書士など)等が立ち会いでの退院(ご遺体搬送)が基本です。
ただし、日本国内にご家族がいる場合でも、すぐに病院に駆けつけられない状況もあります。
そして、今回のご相談の様に「海外在住で帰国まで数日かかる」場合もあります。
病院内でのご遺体安置は「数時間~半日程度」
病院・施設は出来るかぎり早い退院(ご遺体搬送)を要求します。一般的にご安置は「数時間~半日程度」です。長くても1日程度だと思います。
主な理由は「霊安室のベッド数が少ない」ためです。大きな総合病院でも、霊安室のベッド数は1~2台程です。
そのため、海外からの帰国に数日かかる場合は、事前に日本国内の親族や病院、葬儀社に相談しておく必要があります。
まずは、日本国内にいるご家族・親族に代理を依頼しましょう
もし、ご自身(海外在住)以外に日本国内に病院・施設へ駆けつけることが可能なご家族・親族がいる場合は、事情を説明して代理の立会いをお願いすることが良いと思います。
ご自身以外に家族・親族がいない場合は、病院へ相談しましょう
もし、ご自身(海外在住)以外に誰もすぐに病院へ行くことができない場合は、事前に病院・施設へ相談しましょう。
- 自分は海外在住で、すぐに病院へ行くことができない
- 他の家族も病院・施設から遠い場所に住んでいる
- 故人の配偶者(父または母)は、現在入院している
- etc…
状況によっては、1~2日間安置をしてくれる可能性もありますが、それでも早急な退院を要求される場合は、私たち葬儀社へご相談ください。
葬儀社が代理(ご家族の立会いなしでの退院)も可能です
あまり多い事例ではありませんが、ご家族が病院・施設へ事情を説明して許可をいただければ、私たち葬儀社が代理でお迎えに行き、当社安置室へ搬送・ご安置まで可能です。
お葬式の内容(葬儀場・火葬場・日程など)については、喪主様が到着後に打合せで大丈夫です。事前にご相談いただければ、先にご希望の葬儀場・火葬場を予約することも可能です。
事前に病院・施設の許可を得ましょう
どうしてもご自身(または他の家族)が退院時に立ち会えない場合、しっかりと事情を説明すれば、葬儀社の代理は許可されると思います。
私の代わりに、新家葬祭という葬儀社の◯◯さんが病院へお迎えに行きます。許可をいただけますか?
と、まずは病院・施設にご相談ください。
お葬式ではご家族・親族の協力が欠かせません
お葬式ではご家族・親族で協力し合って進めることが欠かせません。必ずしも喪主(となる人)が病院へ駆けつける・お葬式を取り仕切るという決まりはありません。事前にご家族間で連絡を取り合い、もしもの時の対応を考えておくことは大切です。
もちろん、ご自身1人しかお葬式を取り仕切る人がいない場合もあります。その場合は、私たち葬儀社にご相談ください。できるかぎりサポートいたします。
何かお葬式に関してお悩みの方は、いつでもご相談ください。
お葬式のご相談・お問い合わせ
新家葬祭(しんけそうさい)
〒599-8232 大阪府堺市中区新家町541-12
TEL: 072-234-2972 【24時間365日受付】