初七日法要(しょなのかほうよう)とは、命日から数えて7日目に行われる法要です。
しかし、最近ではお葬式(告別式)と一緒に済ませることが一般的です。
初七日法要は、告別式と同じ日に繰り上げて済ませる
本来は命日(死亡日)から7日目ですが、火葬場が混んでいたりすると、お葬式が終了して1~2日後になる場合もあります。お葬式終了後すぐに、再度ご親戚が集まるのは大変です。
そのため、初七日法要を「お葬式(告別式)と同じ日に繰り上げて済ませる」ことが最近では一般的です。このような方法を、【繰り上げ初七日法要】といいます。
きちんと7日目に初七日法要を行う場合
命日から数えて7日目に初七日法要を行うケースは少ないですが、もしお葬式後に改めて初七日法要を行う場合は、日時・場所などを菩提寺とご相談ください。
簡単なご説明
「繰り上げ初七日法要」について、簡単にご説明します。
より詳細な内容は、「よくあるご質問>初七日法要と繰り上げ初七日」をご覧ください。
繰り上げ初七日法要は2種類
繰り上げ初七日法要には、「一般的な繰り上げ初七日」と「式中初七日」の2種類あります。
- 繰り上げ初七日
収骨(お骨上げ)終了後に初七日法要。
一般的な方法です。 - 式中初七日
告別式の直後に初七日法要。
※近年増えている方法です。
(一般的な)繰り上げ初七日
収骨(お骨上げ)を終えた後、葬儀式場やご自宅などで初七日法要を行います。一般的に【繰り上げ初七日法要】と言われるのは、このパターンです。
告別式⇒出棺・火葬⇒収骨⇒初七日法要
初七日法要は約30~45分程です。
式中初七日(しきちゅうしょなのか)
告別式の直後に初七日法要を行います。この様な繰り上げ法要を【式中初七日】または【繰り込み初七日】と言います。
最大のメリットは、「(一般的な)繰り上げ初七日」と比べると、1~2時間ほど時間短縮が可能です。
告別式⇒初七日法要⇒出棺・火葬⇒収骨
遠方からのご親族がいる場合、式中初七日を選択される方が多いです。
繰り上げ初七日には、菩提寺(お寺)の承諾も必要です
この数年間で、繰上げ初七日が一般的になりました。多くの僧侶(お坊さん)は経験済みです。ご家族が繰上げ初七日を希望した場合、問題なくご理解くださると思います。
ただし、本来の初七日法要とは異なるため、反対される可能性もゼロではありません。
当社から僧侶をご紹介する場合は、問題ありません。
まとめ
以前は、「お亡くなりになった日にお通夜・翌日に告別式」が多くありました。しかし、最近では火葬場の混雑やご家族様の都合で2~3日延びる(意図的に延ばす)ことがよくあります。
そのため、本来は命日から数えて7日目に行う初七日法要ですが、最近ではお葬式と一緒に済ませることが一般的です。
多くの方がお葬式と初七日法要をセットで済ませられますので、お葬式後の最初の法要は「四十九日法要」になります。お葬式後は何かと忙しくなりますので、早めの準備がおすすめです。
お問い合わせ
新家葬祭(しんけそうさい)
〒599-8232 大阪府堺市中区新家町541-12
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