ご両親と離れた場所(地域)にお住いの方も多いと思います。実際、大阪府内にお住いのご両親のお葬式について、他の都道府県にお住いのご家族様(長男・長女など)からご相談をいただきます。
離れて暮らしているために、両親の近くで暮らす方とは少し異なる不安をお持ちです。
- もし亡くなった場合、すぐに大阪まで行けない
- 自分が大阪に到着するまでの間、ご遺体はどうなるの?
- まずは何をすれば?直ちに必要な手続きは?
まず、基本的にはご両親がお住いの地域(または周辺)の葬儀社へ事前に相談されることがおすすめです。ご不安もかなり解消されますし、もしもの時は葬儀社がご家族様の代理で動くことも可能です。
最低限把握しておくべき内容として、「故人様のご安置場所・お葬式の内容(※)・お葬式費用の総額」の3つを確認しておくと安心だと思います。
※お葬式内容:家族葬・一日葬・直葬…など、どの様なお葬式を行うか?ということです。
その他に葬儀日程なども気になるかもしれませんが、実際には火葬場の予約状況で変化し、予定通りに進まない場合も多いです。お葬式では、その時の状況に応じて決定する部分がいくつかあるとお考え下さい。
ご不安に思うことは色々とあると思いますが、あまりお一人で悩まれずに葬儀社へのご相談がおすすめです。
このページでは
- ご両親が大阪
- ご自身(喪主)が他の都道府県
にお住まいの場合としてご説明します。もちろん、大阪府以外のケースに当てはめて考えることも可能です。
まずは事前に葬儀社へ相談されるのがおすすめです
「ご両親が大阪で、相談者様が他の都道府県にお住いの場合」でも、細かな状況は異なります。
- ご両親のどちらかが、お一人で大阪に住んでいる
- ご両親のどちらかが、介護施設などに入居している
- 親戚が大阪にいる
状況によって、対応・手続きも少し異なります。その他には「生活保護を受けている・後見人が付いている」などもあります。
現況をお聞きした上で、基本的な流れ・葬儀費用などをご説明いたしますので、まずはご相談ください。
メールでのご相談も可能ですが、少しご説明がむずかしい部分やお時間もいただきますので、お急ぎの方はお電話、可能であればご来店がおすすめです。
ご逝去~お葬式終了までの基本的な流れについて
ご逝去~お葬式終了までの基本的な流れは、以下の様になります。
- ご逝去・ご安置・打ち合わせ
- 死亡届などの役所手続き(※スタッフが代行)
- お通夜
- 告別式・火葬・収骨・初七日法要
- ご帰宅
家族葬(お通夜・告別式を行う)の場合は、お葬式終了まで【平均3~4日】ほどになります。また、一日葬(告別式のみ)や直葬(火葬のみ)の場合は、【平均2~3日】ほどです。
お亡くなりになった直後、病院・施設に駆けつけられない場合
病院・施設でお亡くなりになった場合、基本的に数時間以内に「ご家族立会いでの退院(ご遺体引取り)」を要求されますが、物理的に無理な場合もあります。
どうしても無理な場合の対処方法は2つです。
- 病院へ「安置時間を延ばして欲しい」と伝える
- 葬儀社が代理でお迎えに行くことを了承してもらう
退院の際はご家族の立会いが基本ですが、どうしても立ち会えない場合は
「私は時間内に行けませんので、新家葬祭という葬儀社がお迎えに行きます」
と病院へ伝え了承を得てください。お迎え~ご安置まで当社が責任を持って承ります。お葬式の打ち合わせは、数時間後や翌日でも大丈夫です。
お葬式は「小規模の家族葬・一日葬(告別式のみ)」のご依頼が多いです
現在、家族葬が最もご依頼の多いお葬式です。ご家族・親族・友人など、小規模(少人数)でお見送りをするかたちです。
しかし今は、新型コロナウイルス感染対策も考慮して、より少人数での家族葬をおすすめしています。2020年~2021年4月(当社データ)では、5~15名様程度の家族葬が最も多いです。
次に、一日葬(告別式のみ)も増えています。一日葬はお通夜を省いて告別式のみで済ませるお葬式です。「お葬式は行いたいけれど、感染対策として他人との接触機会を極力少なくしたい」という理由で選ばれる方が多いです。
また、お葬式を行わない直葬(火葬のみ)や生活保護葬など様々なお葬式に対応いたします。
打合せ時に必要なモノは3つ
- 印鑑(死亡届など役所手続きに使用します)
- 故人の写真(遺影写真を作成する場合)
- 死亡診断書(病院で受取り)
死亡届の届出人となる方の印鑑をご用意ください。届出人は一般的に「喪主になる方(故人の配偶者、長男など)」です。
死亡診断書は退院時に病院スタッフの方から手渡されますので、大切にお持ちください。
死亡届などの役所手続きは、すべてスタッフが代行いたします
死亡届や斎場(火葬場)などの役所関係の手続きは、当社スタッフがすべて代行いたしますのでご安心ください。
葬儀社が「収骨代行」、「収骨をしない」も可能です
参考として
ごく稀に諸事情で「火葬場への入場、収骨に立ち会えない」という方もいらっしゃいます(主に直葬の場合)。その場合、当社スタッフが収骨代行(後日、ご遺骨を自宅にお届け)も可能です。
また、「収骨(お骨上げ)を“しない”」ことも可能ですので、スタッフにご相談ください。ただし、大阪府内のすべての火葬場(市町村)で「収骨をしない」が可能かどうかは不明ですので、事前にスタッフが確認いたします。
お葬式のご相談は「お葬式を行う場所(市町村)にある葬儀社」がおすすめです
ここまで「ご両親が大阪、相談者様が他の都道府県にお住いの場合」についての基本的な内容をご説明しました。
繰り返しになりますが、大切なことはお葬式のご相談・依頼は「お葬式を行う場所(市町村)にある葬儀社」がおすすめという事です。
時々、大阪府以外の地域(対応エリア外)からお葬式の相談・ご依頼のお電話をいただきます。残念ですが当社が直接お手伝いすることはできないため、お困りの場合はごく基本的な内容についてはお伝えしています。ですが、不明な点(火葬場の規則など)が多いので、「現地の葬儀社さんにご相談ください」という流れになります。
地域によって、お葬式の慣習(やり方)は異なります
お葬式は地域によって慣習(やり方)が少し異なります。火葬場の規則も異なります。そのため、お葬式を検討する際には「お葬式を行う場所(市町村)にある葬儀社」へのご相談がおすすめです。
大阪でお葬式を行う場合は、大阪府内の葬儀社。さらに地域を小さくして、堺市で行う場合は堺市内の葬儀社。
という感じです。
でも実際には、会社の所在地や対応エリアまで確認する必要はありません。「この葬儀社さんが良さそう!」と思ったら、問い合わせをしても大丈夫です。
葬儀社側から色々と質問があるはずですし、その上で対応可能かどうか?を葬儀社側が判断してくれます。
インターネットや雑誌の情報は、全国共通ではありません
ご自身で調べるのはとても良いことですが、注意すべき点はインターネットや新聞・雑誌などの情報は全国共通の情報とは限りません。
例えば、少し前に「葬儀・火葬難民」に関する記事をよく目にしました。ご覧になった方も多いと思います。
死亡者数と火葬炉数のバランスが崩れてきている問題ですが、これは主に関東地域の情報で大阪府内では難民レベルには全く達していませんでした。それでも、「火葬場って混んでるんですよね…」とよくご質問を受けました。メディアの力は本当にすごいと思います。
この様に、インターネットや雑誌記事では様々な地域の情報が混在しています。私たち葬儀社スタッフが読んでも「これはどこの地域の情報?」と思うことがあります。
もし、お葬式についてご不安に思うことがあれば「とりあえず聞いてみよう」という気持ちで、お葬式を行う場所(市町村)にある葬儀社に相談されるのが最も早い解決方法です。1社だけではなく、2~3社へ相談されるのも良いと思います。
お問い合わせ
新家葬祭
〒599-8232 大阪府堺市中区新家町541-12
電話番号: 072-234-2972 【24時間365日受付】