ご遺骨の納骨(埋葬)に関する決まりは特にありません。納骨のタイミングはご家族様の自由です。墓地・埋葬に関する法律(墓地埋葬法)にも、「いつまでに納骨が必要」という規定はありません。ご自宅に何年も遺骨を置かれている方もいます。
一般的には、「四十九日法要・一周忌・三回忌、お盆(8月)・お彼岸(3月・9月)」に合わせて納骨される場合が多いですが、お好きな季節や記念日などに納骨されるのも良いと思います。
納骨予定の方は、遅くとも1週間前にはお墓の管理事務所(霊園・寺院)へ予約をしましょう。また、僧侶が同席して「納骨式」を行う場合は、僧侶と相談をして日程を決めましょう。
- 納骨の時期
- 納骨の予約と準備
- 納骨に必要な主な費用
- 納骨方法(ご遺骨の納め方)
- 納骨式:僧侶同席での納骨
- 分骨:遺骨を2か所以上に納骨する場合
- 遺骨の一部(少量)を手元に置いておきたい
- 故人が「お墓の名義人」の場合は名義変更が必要
- 埋葬許可証を紛失した場合(再発行)
- 改葬(現在あるお墓の引越し)
- 墓じまい(お墓を霊園に返す)
新たにお墓や納骨堂を購入予定の方は、ご家族全員でゆっくり考えましょう
お葬式後は生活環境が変化したり、将来に対する考えも変わるかもしれません。お墓や納骨堂は長期間に渡ってご家族・親族に関わる事ですので、ゆっくりと考えましょう。
ご遺骨の納骨先は主に3つ
ご遺骨を納骨する場所は主に3つです(※手元供養・海洋散骨は除く)。ただ、最近は新しい形態のお墓・納骨堂が次々と誕生していますので、あくまで基本的な情報とお考えください。
運営者:公営・民営・寺院
一般的なお墓です。公営墓地は低価格ですが利用条件があります。民営・寺院墓地は設備・サービスが充実している場合が多いですが、基本的に費用は高額です。
運営者:公営・民営・寺院
基本的に屋内ロッカー型でご利用期間(収蔵期間)が10~30年などに設定されています。納骨スペースが基本的に小さいため、収蔵可能な「お骨壺のサイズや個数」は限られます。
運営者:公営・民営・寺院
合祀墓(ごうしぼ)は、血縁関係のない人たちを一緒に埋葬するお墓です。基本的に永代供養で費用も低価格ですが、一度預けたご遺骨は取り出すことはできません。
それぞれのメリット・デメリットを考えて、ご自身・家族に最適なものを選びましょう。
永代供養について
永代供養(えいたいくよう)とは、もしお墓や納骨堂の承継者が途絶えたとしても、管理者である霊園や寺院が「永代に供養してくれる」サービスのことです。
しかし、「永代=永久・永遠(期限無し)」ではなく、基本的には10~30年と期間が設定されている場合が多いです。費用や内容も様々ですので、必ず事前に見学・確認が大切です。
お問い合わせ
新家葬祭(しんけそうさい)
〒599-8232 大阪府堺市中区新家町541-12
TEL. 072-234-2972