納骨の際に、菩提寺の僧侶が同席して「納骨式(納骨法要)」や「開眼法要(新しくお墓を建立した時)」を行う場合もあります。
お墓の前で、僧侶の読経とお焼香を行う小さな儀式で、時間は約30分程です。
すべての方が納骨式を行うわけではありません。ご家族だけで納骨をされる方も多いです。詳しくは、菩提寺(お付き合いのある寺院)へお問い合わせください。
一般的に「法要と一緒に納骨を行う」場合が多いです。その場合は「法要後にお墓へ移動して納骨・納骨式」、法要なしの場合は「納骨・納骨式」のみを行います。
納骨のタイミングは自由です。法律にも規定はありません。何か月、何年もご自宅で遺骨をお祀りされている方もいます。
納骨のタイミングは自由納骨は法要(特に四十九日法要)と一緒に行う方が多い
納骨を行うタイミングは基本的にご家族様の自由ですが、多くの方が節目の法要=「四十九日法要・一周忌・三回忌」と一緒に行います。
四十九日法要と一緒に納骨される方が多いですが、お葬式終了~四十九日法要までは日数が短いため早い準備がおすすめです。
- 法要と納骨の予定日を決定
- 親族や菩提寺へ連絡
- 法要会場の予約
- 霊園へ納骨予約
- etc…
納骨には予約が必要です
基本的に納骨には予約が必要です。遅くとも1週間前まで霊園の管理事務所へ連絡しましょう。
意外に忘れがちですが、霊園の「定休日」も確認しましょう
納骨式の内容
納骨式の一般的な内容は以下になりますが、宗派や地域によっても異なります。
お墓の掃除も一緒に。
霊園スタッフや僧侶の指示に従って納骨。
お焼香またはお線香を供えます。
納骨式終了後は、仏事料理店などで会食。
納骨式の時間は約30程です。納骨式に必要なモノは事前に菩提寺へご確認ください。
霊園スタッフも納骨の際にサポートしてくれると思います。
納骨や納骨式に必要なモノ
- ご遺骨・埋葬許可証
- 供物・供花
- 線香・ローソク・ライター
- 御布施(僧侶への御礼)
より詳細なモノに関しては、菩提寺にご確認ください。
供花はお花屋さんに相談しましょう
供花は「菊や樒(しきみ)」が一般的ですが、洋花でも良いと思います。ただし、供花に関して「白菊じゃないとダメ!」と厳しい寺院もありますので、事前に菩提寺へご確認ください。
基本的にトゲ・香りが強い・花粉が多い花は避けますが、お花屋さんで「お墓に供える用で洋花が良い」と相談すれば、親切なお店はトゲや花粉を取り除いてアレンジしてくれます。
お墓の花立ての “深さ” が分からない場合は、お花屋さんで “茎を長めに残して” 花束を作ってもらいます。ハサミを持参して、現場で深さに合わせて調整しましょう。
服装について
服装には特に決まりはありませんが、お葬式から月日が経つにつれて、法要・納骨での服装も平服(普段着)に近づきます。
四十九日法要と一緒に納骨を行う場合は、喪服か略礼装(色は黒)が基本です。主に男性はスーツ、女性はワンピース・アンサンブルを着用します。学生は制服で構いません。
一周忌や三回忌、ご家族だけの場合は、落ち着いた色の平服(普段着)で行う方もいらっしゃいます。
御布施(僧侶への御礼)
納骨式を行う場合は、基本的に御布施が必要です。
- 法要と一緒に納骨
- 納骨のみ
で御布施の金額は少し異なると思いますが、平均3~5万円程だと思います。
また、御布施とは別に
- お墓までの「お車代」
- 納骨後の会食に同席しない場合は「御前料」
各5,000円~1万円程度をお渡しする場合もあります。
当社で「僧侶紹介」をご利用になった方へ
お葬式の際に当社の「僧侶ご紹介サービス」をご利用になった方で、納骨時にも僧侶紹介をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
ご希望の日時・場所など、可能なかぎり対応いたします。
お問い合わせ
新家葬祭(しんけそうさい)
〒599-8232 大阪府堺市中区新家町541-12
TEL. 072-234-2972