2016年10月29日公開の最新映画「湯を沸かすほどの熱い愛」をご紹介します。タイトルだけを見ると、「どんな映画?・銭湯?・恋愛?」と思われるかもしれませんが、「死」をテーマとした作品です。
“死にゆく母と、残される家族が紡ぎだす愛”という普遍的なテーマに、涙と生きる力、驚きと感動が詰まった物語になっています。
「死」をテーマとした映画ですが、決して暗い映画ではありません。
突然告げられる、余命宣告…自分の死に対して真っ直ぐ向き合い、残される家族の事にもきちんと向き合う内容です。
- もしご自身が【余命2か月】と宣告されたら?
- もし夫・妻が【余命2か月】と宣告されたら?
- もしお子様が【余命2か月】と宣告されたら…
考えただけでも辛くて悲しいですが、限りある残された日をどう過ごすか…
正解は分かりませんし、正解なんか無いと思いますが、私は「やりたいことをやって、精一杯毎日を過ごす!」単純ですがこれしか思い浮かびません。でも、実際には行動に移せるほど心が強くないかもしれません。
私事ですが数日前に体調を崩し救急搬送され、「普通」であることの幸せを体感しました。面倒くさい事でも、腹が立っても、ケンカをしても、実は「それができること自体が幸せ」なんだと思います。
自分にとっての幸せ・大切なモノって何だろう?きっとこの映画を見れば、あらためて1日1日を大切に生きていこうと思えるかもしれません。
ご興味のある方は是非ご覧ください。
2024年現在では、Amazonプライムビデオなどの動画配信サービスで観られるようです。ご興味のある方は是非ご覧ください。
ストーリー
銭湯「幸の湯(さちのゆ)」を営む幸野家。しかし、父が1年前にふらっと出奔し銭湯は休業状態。
母・双葉は、持ち前の明るさと強さでパートをしながら娘を育てていた。
余命宣告… 即行動!
そんなある日、突然「余命わずか」という宣告を受ける。
その日から彼女は【絶対にやっておくべきことを】決め、実行していく。
- 家出した夫を連れ帰り、家業の銭湯を再開させる
- 気が優しすぎる娘を独り立ちさせる
- 娘をある人に合わせる
その母の行動は、家族からすべての秘密を取り払うことになり、彼らはぶつかり合いながらもより強い絆で結びついていく。
そして家族は、究極の愛を込めて母を葬る(おくる)ことを決意する。
【出所:「湯を沸かすほどの熱い愛」公式サイト>ストーリーより】
映画・劇場情報
映画:「湯を沸かすほどの熱い愛」
出演:宮沢りえ、杉咲花、篠原ゆき子、駿河太郎、伊藤蒼、松坂桃李、オダギリジョー
脚本・監督:中野量太
配給:クロックワークス
主題歌:きのこ帝国『愛のゆくえ』
2016年10月29日(土)から全国ロードショーです。
大阪では、TOHOシネマズ・なんばパークスシネマ・梅田ブルク7(E-ma)・109シネマズ(大阪エキスポシティ)で上映されます。