2019年、新しい1年が始まりました。
新しい1年の始まりに、素敵な詩を。
「時を越えた美しさの秘密」
魅力的な唇であるためには、美しい言葉を使いなさい。
愛らしい瞳であるためには、他人の美点を探しなさい。
スリムな体であるためには、飢えた人々と食べ物を分かち合いなさい。
豊かな髪であるためには、一日に一度子供の指で梳いてもらいなさい。
美しい身のこなしのためには、決してひとりで歩むことがないと知ることです。
物は壊れれば復元できませんが、人は転べば立ち上がり、
失敗すればやり直し、挫折すれば再起し、間違えれば矯正し、
何度でも再出発することができます。
誰も決して見捨ててはいけません。
人生に迷い、助けて欲しいとき、いつもあなたの手のちょっと先に
助けてくれる手がさしのべられていることを、忘れないで下さい。
年をとると、人は自分にふたつの手があることに気づきます。
ひとつの手は、自分自身を助けるため、
もうひとつの手は他者を助けるために。
女性の美しさは 身にまとう服にあるのではなく、
その容姿でもなく、髪を梳くしぐさにあるのでもありません。
女性の美しさは、その人の瞳の奥にあるはずです。
そこは心の入り口であり、愛情のやどる場所でもあるからです。
女性の美しさは、顔のほくろなどに影響されるものではなく、
その本当の美しさは その人の精神に反映されるものなのです。
それは心のこもった思いやりの気持ちであり、時として見せる情熱であり、
その美しさは、年を追うごとに磨かれていくものなのです。
サム・レヴェンソン
(Sam Levenson/1911~1980)
米国の作家 教師 ジャーナリスト
女優オードリー・ヘプバーンさんが最も愛した詩だと言われ、彼女が亡くなる前の最後のクリスマスイヴ(1992)に、2人の息子ショーンさんとルカさんに読み聞かせた詩だそうです。
女性に向けての詩ですが、「女性」の部分を「男性」や「人」に代えたとしても美しい詩ですね。
- 自分自身の内面を磨き、友人・大切な人の素敵なところに気付くこと。
- 2つある手のうち、1つの手は自分自身を助けるため、もう1つは他者を助けるため。
- 決して誰も見捨てない、思いやりの気持ち。
- 謙虚であり、優しい人。
人として魅力的に感じる人って、自然にこういった事ができる人かも知れませんね。
本当の美しさは その人の精神に反映されるものなのです。
それは心のこもった思いやりの気持ちであり、時として見せる情熱であり、
その美しさは、年を追うごとに磨かれていくものなのです。
素敵な年齢の重ね方をしていきたいですね。