火葬待ち（葬儀難民・火葬難民）について

「葬儀難民・火葬難民」という言葉をご存知の方もいらっしゃると思います。簡単にご説明すると、火葬場の予約が取れない為に、【葬儀・火葬が出来ない方が増えている】という問題です。

主に関東圏の都市部での問題として、テレビ等で特集されていました。何日も火葬ができないのは、ご家族様にとって体力的にも精神的にも非常に辛いと思います。

火葬待ち問題は全国共通ではありません

以前にテレビで拝見した「葬儀難民・火葬難民」問題では、【葬儀・火葬まで短くて４日、混雑時には１週間程】待つこともあると報道されていました。

ただし、テレビやインターネットの情報は全国共通ではありません。お住いの地域（お葬式を行う地域）に必ずしも該当する情報ではありませんので、詳しくは地元の葬儀社さんにご相談ください。

スタッフ

地域の詳しい情報は、地元の葬儀社さんが最も詳しいです。

大阪府内の火葬場では「火葬待ち問題」は深刻ではありません

令和5年現在、大阪府内ではまだ「葬儀・火葬難民」という段階ではないと思います。確かに、火葬場が混雑する場合もありますが、大阪府内では葬儀（火葬）を行うまでに平均1～2日程お待ちいただく程度が多いです。

直葬（火葬のみ）を希望する場合も、基本的に1～2日以内で火葬場予約が可能ですのでご安心ください。

しかし、お昼の時間帯（12時や13時の予約）を希望される方が多いため、ご希望の時間帯が空いているとは限りませんので予めご了承ください。

大阪市と堺市の火葬場予約について

大阪府内の火葬場は、基本的に市町村が運営しています。大阪市内には５つの火葬場があり、主に北斎場（大阪市北区）・瓜破斎場（大阪市平野区）のご利用が多いですが、火葬炉数も多いので何日も予約できない事はありません。

また、堺市の火葬場（堺市立斎場）も火葬炉数が多く、現状では1～2日以内に火葬場予約が可能です。

スタッフ

将来的には大阪市・堺市にも新しい火葬場が必要かもしれません。

火葬場予約が葬儀日程の基準

葬儀日程を決める基準は「火葬場予約」です。火葬日が決定しなければ、詳細を決定することができません。葬儀を行わない直葬（火葬式）の場合も同様です。

まずは火葬場の空き状況を確認し、喪主・ご家族様と葬儀内容・日程を決定します。

まとめ

今回ご説明した「火葬待ち問題」は主に都市部でのお話ですが、その地域だけの問題ではありません。例えば【A市の火葬場が予約できないなら、B市の火葬場を市外料金で利用する】という様に、近隣市町村にも影響が出る可能性も考えられます。

現時点では、大阪府内は「火葬待ち問題」というレベルにまでは達していないと思いますが、徐々に近づいているのかもしれません。

近年、将来を見越して古い火葬場の改築・新設に取り掛かっている市町村もあります。これ以上火葬待ち問題が大きくならない事を願います。

よくあるご質問

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