病院から安置室へ故人様をご安置した後、奥様が「もう一度、公園行きたかったね」と言葉をかけていました。
桜の時期になると、ご夫婦でお花見に行った公園。愛犬との散歩コースでもあったようです。最後に行かれたのは、数年前のご家族全員でのお花見でした。
生前、病気と懸命に闘っていた夫の姿を見て、なぜか「もう一度公園に行こう」と言葉で伝えることができなかったようです。
「葬儀式場へご搬送する途中に、その公園へ寄りませんか?」 とご提案しました。
翌日、寝台車に故人様と奥様を乗せ公園へ。到着後、奥様は「お父さん、公園来たよ…」と一言だけ話しかけました。その後、車内で数分間お二人だけの時間を過ごされました。
葬儀式場(または火葬場)への搬送途中に立ち寄り可能です
基本的に以下のタイミングで立ち寄り可能です。
- ご安置場所から葬儀式場への搬送途中
- ご安置場所から火葬場へ入場する前(直葬の場合)
- 葬儀式場から火葬場へ入場する前
ゆっくりとお時間は取れないかもしれませんが、ご希望の場合は一度ご相談ください。
実例のご紹介
- 定番の散歩コース
- 会社(故人が経営者の場合など)
- 入居していた介護施設
あまり遠い場所はご希望に添えませんが、ご安置場所付近や葬儀式場(または火葬場)へのルートを大きく外れなければ基本的に可能です。
また、時々あるご依頼に
火葬場の入場前に入居していた施設に寄って、スタッフや他の入居者さんとのお別れの時間を取ってほしい
があります。主に故人の成年後見人をされていた弁護士・司法書士さんなどからのご依頼が多いです。もしかすると、施設側からの希望もあるのかもしれません。
施設のスタッフさんとお電話で時間を調整して、火葬場の入場前に伺う流れになります。時間としては15分~20分ほどが多いです。
まとめ
故人様が好きだった場所や思い出のある場所に、「最期にもう一度行かせてあげたい」と希望される方もいらっしゃいます。
ご依頼時点の状況によっては、必ずご希望に添えるとは限りませんが、ご遠慮なくスタッフにご相談ください。
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